【シンジュウエンド】31話「ラブ」ネタバレ ストーリー&登場人物│鈴の祖父母は理想の夫婦像、佑の告白

chico
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漫画「シンジュウエンド」は漫画アプリ「マンガMee」で連載のマンガMeeオジリナル作品です。

不倫、死別、晒し、イジメ、家庭崩壊など様々な理由によって死を選ぼうとしたサラリーマンと女子高生の物語で、著者はドラマ化もされた人気漫画「サレタガワのブルー」のセモトちか先生です。

この記事ではシンジュウエンド31話「ラブ」のストーリーと登場人物を分かりやすくまとめています。

彼らを絶望させた最低の人物、最悪の出来事とは?
どん底に落ちた人生を彼らはどうやり直していくのか?

「シンジュウエンド」の物語を詳しく解き明かします!

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「シンジュウエンド」あらすじ

漫画「シンジュウエンド」表紙
出典:マンガMee

イケメンで爽やかな営業マン・遠藤真志25歳。

社内では若手のエースとして期待され、家に帰ればかわいくて優しい妻と、世界一愛らしい娘が出迎えてくれる。
仕事も家庭も順調そのもの。そんな幸せの絶頂だったある日、玄関に見知らぬ男物の靴があって…?

人生に絶望した男と、人生を諦めかけた女子高生の出会いがもたらす、“終わり”と“始まり” とは――。

『サレタガワのブルー』の著者・セモトちかが描く、読めば“死にたくなくなる”再生の物語。

マンガMee

「シンジュウエンド」31話の登場人物

出典:マンガMee

羽住 鈴(はすみ すず)

18歳 高校3年生
父は交通事故で他界。

母親と二人暮らしだったが、母親が毒親化した為、佐賀県の父方の祖母宅で新しく生活を始める。

鈴田 佑(すずた ゆう)

高校3年生
鈴の転校先のクラスメイト
あだ名は『リンダ』
神童と呼ばれ、地元では有名な裕福な家の息子。

父はバイクショップ「バイクのリンダ」代表取締役社長。
父には愛人が5人おり、佑は正妻の息子で一人っ子。
愛人たちの子供(佑の異母兄弟)は総勢11人。

「シンジュウエンド」31話のストーリー(ネタバレあり)

出典:マンガMee

シンジュウエンド31話「ラブ」は、鈴の進路を知った佑が自分の気持ちを打ち明けるストーリーです。

以下、シンジュウエンド31話のネタバレを含みます。
未読の方はご注意下さいね。

31話「ラブ」

出典:マンガMee
イメージ

雨が打ち付けるバス停の屋根の下、ハンカチを持つ鈴の手を握り、佑は自分の素直な気持ちをぶつけた。

…考え直せ 就職なら佐賀でもできる
 …行くなよ さびしいだろうが


さび…しい?

どういう意味合いの「さびしい」なのか鈴は戸惑い聞き返すと、佑にとって鈴は初めてできた友達で、特別で、一生一緒に遊びたいのだと佑は言った。

一生一緒に…

プロポーズみたいなセリフに鈴は更に焦り、離れていても友達ではいられるのだから、たまに一緒に遊ぶことはできると言っても、佑は毎日一緒がいいと譲らなかった。

その上、どうしても東京に行くなら俺も第一志望の大学を東京にするとまで佑は言い出す。

志望大学を変えるなんて人生が変わるほどの事なのに…

鈴は戸惑った。

え!?待って佑 めっちゃ好きじゃん私のこと!!

でも特別な友達とも言っていたし、初めてできた友達だから執着しているのかも…?

頭の中がグルグルして鈴が何も言い出せないでいると、佑は鈴の祖母が営む酒店について話し出した。

実は佑が幼い頃、近所にある羽住酒店に家政婦さんについてよく行っていたらしい。

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店に並んで立つ仲良し夫婦は佑にもよく話し掛けてくれ、佑はいつも子供らしくない返答ばかりだったようだが、それでも二人はいつも楽しそうにしていた。

毎日24時間ずっと一緒にいるのに何でいつも二人は楽しそうなんだろうと子供ながらに不思議ではあったものの、『不思議だけど面白い店』として佑は鈴の祖父母の店が好きだったのだと言う。

だから鈴がつがなければ潰れてしまう、と佑は思ったようだが、祖母から近いうちに店を畳もうかと聞いていた。

そんな話をしているとバスが着き、「乗るよ!」と鈴はそそくさとバスに駆け込んだ。

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話が途中やめになった状態でバスに乗り込んだものの、話を蒸し返すもの鈴は気まずかった。

佑を窺うようにチラりと見やると、佑の方から話の続きを切り出される。

鈴の祖母の話から繋がるように佑は自身の家庭環境を振り返った。

父の頭の中は金稼ぎと女のことばかり。
母は父に愛想を尽かし家にはほぼ帰って来ないが、金の為に籍は抜いていない。

そんな家庭で過ごしてきた佑にとって、理想の夫婦像は鈴の祖父母なのだとか…。

りそうの…ふうふぞう…?

鈴が東京へ行くのが寂しいという話から、鈴の祖父母、佑の家族の話となり、最後は理想の夫婦とは一体どういう話の流れなのか…。

鈴がハテナな顔をしていると、佑は「つまり」と言葉の真意をまとめてくれた。

今まで両親がそばにいなくてもさびしいと感じた事はなかったが、鈴が遠くへ行くと聞いた時に初めて「さびしい」という感情が湧いた。

だから、鈴の祖母がそうだったように、鈴とずっと一緒にそばにいたい。
たとえ鈴が他の誰を好きであっても。

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俺 羽住のことが 好きだ

…え!?

もしかしてそうかもと思っていたが、突然きっぱり告白され、鈴は焦った。

その「好き」は友達としての「LIKE」の好きだよね!?

そう言うも、佑はまごうことなき「LOVE」だと真面目な顔で頬を染め、言い切った。

佑は続ける。
まごうことなき、すこぶる、一点の曇りもなく…LOVE。

佑の語る愛の七変化にいちいちオウム返しをしていたら、佑のツボに入ったのか「ふふっ」と笑われた。

そして静かに告白の続きを話し出す。

鈴の事は恋愛として好きだが、鈴に好きな相手がいるのは知っているし、「返事をくれ」という段階ではない。

けれど、ただ、純粋にそばにいたい。

俺は お前といたら楽しいからな

穏やかに微笑む佑を見て、鈴はずるいと思った。

佑は滅多に笑顔にならない分、破壊力が凄いのだ。

鈴だって佑といるのは楽しい。
だけど…

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バスを降りた二人は再び相合傘で歩き出す。

雨は降り続けていて、佑は鈴を家まで送ると言った。

鈴は隣を歩く佑を見る。

イメチェンしてから爆イケ男子に変貌した佑だが、改めて横顔を見ても佑はかっこ良すぎる。

真志もイケメンだが、佑とはタイプの違う男前だ。

真志がさっぱり爽やかな塩なら、佑は濃くて彫りの深いソース。
真志が陽なら佑は陰。

遠く離れた場所にいて年上子持ちのシングルファザー…しかも未成年の鈴とは恋愛としてまったく相手にしてくれない真志。

方や好きだと告白してくれて、一緒の傘で隣を歩いてくれる同級生。

どちらに恋をすべきなのか、客観的に見たらどう考えても…。

いやいやいや…

考え事に集中し過ぎて鈴はまったく気付いていなかったが、どうやらスマホのバイブが鳴っていたらしい。

佑に電話が鳴ってると指摘され、慌ててスマホを取り出すと…

まさかまさかの真志からの着信だった。

えええええええええ!?
今…!?

To Be Continued

セリフ引用:マンガMee

次回32話

フルカラーでユーモアたっぷりに描かれる「シンジュウエンド」の物語はぜひ原作漫画で!

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