シンジュウエンド

【シンジュウエンド】6話「遺品」ネタバレ ストーリー&登場人物│敦子の葬儀手配、コインロッカーの鍵

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漫画「シンジュウエンド」は漫画アプリ「マンガMee」で連載のマンガMeeオジリナル作品です。

不倫、死別、晒し、イジメ、家庭崩壊など様々な理由によって死を選ぼうとしたサラリーマンと女子高生の物語で、著者はドラマ化もされた人気漫画「サレタガワのブルー」のセモトちか先生です。

この記事ではシンジュウエンド6話「遺品」のストーリーと登場人物を分かりやすくまとめています。

彼らを絶望させた最低の人物、最悪の出来事とは?
どん底に落ちた人生を彼らはどうやり直していくのか?

「シンジュウエンド」の物語を詳しく解き明かします!

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「シンジュウエンド」あらすじ

漫画「シンジュウエンド」表紙
出典:マンガMee

イケメンで爽やかな営業マン・遠藤真志25歳。

社内では若手のエースとして期待され、家に帰ればかわいくて優しい妻と、世界一愛らしい娘が出迎えてくれる。
仕事も家庭も順調そのもの。そんな幸せの絶頂だったある日、玄関に見知らぬ男物の靴があって…?

人生に絶望した男と、人生を諦めかけた女子高生の出会いがもたらす、“終わり”と“始まり” とは――。

『サレタガワのブルー』の著者・セモトちかが描く、読めば“死にたくなくなる”再生の物語。

マンガMee

「シンジュウエンド」6話の登場人物

出典:マンガMee

遠藤 真志(えんどう しんじ)

25歳 サラリーマン。
妻・敦子、娘・未来の3人家族。
ハーモニー光電 北町営業所に勤務。

遠藤 敦子(えんどう あつこ)

24歳 専業主婦。
夫・真志、娘・未来の3人家族。
愛称は「あっちゃん」

半年前、高校時代の恋人・三崎 コウキと同窓会で再会し、コウキが敦子を口説いたことにより不倫関係に発展する。

コウキとの心中により死亡。

三崎 コウキ(みさき こうき)

敦子の高校時代の恋人。

敦子と不倫をしていたが、敦子と心中を図り意識不明の重体に陥る。
コウキ自身も既婚者であり、W不倫であった。

「シンジュウエンド」6話のストーリー(ネタバレあり)

出典:マンガMee

シンジュウエンド6話「遺品」では、真志が敦子の葬儀手配に追われるところから始まります。

以下、シンジュウエンド6話のネタバレを含みます。
未読の方はご注意下さいね。

6話「遺品」

出典:マンガMee

真志が敦子の遺体を確認した次の日、検死が終わった敦子の遺体を警察から引き取り、斎場へ運んだ。

駆け付けた敦子の両親は一人娘の遺体と対面し泣き崩れていたが、真志はかける言葉が見つからなかった。

……どこまで説明すべきか…

敦子がなぜ自殺に至ったのか、義両親にはまだ話せていない。
真実を包み隠さず話すことが必ずしも正解だとは言い切れないだろう。

真志でさえ気持ちの整理をする余裕はまだない。

敦子とは夫婦のまま死別となり、夫として真志が取り仕切らなければならない事は山積みだった。
当然のように喪主は真志で、斎場の設営から葬式の手配、あらゆる事を決めていかねばならない。

この忙しなさが余計な暇を与えてくれず、真志には少し有難かった。
立ち止まると押し寄せる負の感情に飲み込まれてしまうだろう。

真志が目の前のタスクを淡々とこなしていると、斎場のスタッフから敦子の遺影用のデータを出して欲しいと頼まれた。

真志はスマホのフォトアルバムを開き写真を見繕う。

その中で真志の目に入ったのは、思い出のひまわり畑で撮った一枚だった。

敦子にプロポーズしたあの場所へ、未来をベビーカーに乗せて3人で行ったのだ。

真志がプロポーズしてくれた場所に未来を連れて来られて感動する、と敦子は嬉しそうに笑っていた。

……遺影は これにします…

満開のひまわりの前で敦子がピースサインをする写真を真志は選んだ。

こうして祭壇に置かれた敦子の遺影だったが、敦子の笑顔から目を背けるように真志はその場を離れた。

あらかた葬式の段取りが付いた頃、真志は斎場の外で母親に電話を掛けた。

母に預けた未来の様子が気掛かりだったからだ。

どうやら未来はお利口にしているらしい。

未来を葬式に連れて行くかと母に聞かれたが、真志は来なくていいと答えた。
自殺した母親の死に顔は、小さな娘のトラウマとなるかもしれない。

もうしばらく未来を預かってほしいと母に頼み電話を終わろうとした時、中年の男性から声を掛けられた。

男性は警察手帳を真志に見せ、警視庁捜査一課の池田と名乗った。

真志は池田から警察での調査報告を改めて聞かされる。
やはり事件性はないと判断されたようだが、池田には気掛かりな点がいくつかあると言う。

まず、敦子の遺書がない事。

不倫していたとは言え、幼い娘に何も言い残さないのは不自然ではないかと。

また、敦子のバッグや貴重品類が現場に無い事も気になると池田は言った。

コウキと敦子が家を出た時に敦子はバッグを持っていたかと池田に聞かれたが、真志の記憶はあやふやではっきりとは思い出せなかった。

あの時は気が動転し、怒りで冷静さを欠いていたし、二人が出ていく様子は見ていなかったように思う…。

真志が分からないと答えると、池田は続けてコウキの所持品について教えてくれた。

コウキのリュックは現場で発見されており、その中には事前にホームセンターで購入した商品のレシートがあったようだ。

購入されていたのは、ロープ・ハサミ・缶ビール・缶チューハイの4点。

また、現場近くに車は無く、公共交通機関やタクシーなどを利用して現場に向かったと推察される。

しかし、警察としては現段階でこれ以上の進展は望めないようだった。

真相を知るには、コウキの意識が戻り直接話を聞けるようになるのを待つしかない。

もしコウキが敦子を言いくるめ無理心中しようとしたなら、コウキには殺人罪が適用されると池田は言った。

敦子が死んでしまった今、知って何が変わるわけではないが…このまま終わっては真志の気が済まなかった。

コウキにはまだ死なれたら困る。

真志が深く押し黙っていると、「…あと」と池田がスマホに表示させた写真を真志に見せた。

写っていたのはどこかのコインロッカーの鍵だった。

どこの鍵かは不明だが、コウキのリュッキに入っていたらしい。

コウキの妻に確認すると『自分が預けた物だから返せ』と強く主張した為、そのまま返却したと言う。

真志にはまったく見覚えのない鍵だったが、コインロッカーには何が預けられているのだろうか。

辺りもすっかり暗くなった頃、行き交う人も多い集英駅の改札近く。

髪の長い茶髪の女性がコインロッカーの場所を探していた。

12番、12番…

目的のロッカー番号を見つけ、延滞料を支払う。
1600円は高くついたが、支払う価値はあるだろう。

女性が鍵を回し扉を開けると、ロッカーの中には茶色いバッグと白い封筒が入っていた。

封筒の宛名は『真志と未来へ

敦子が真志と未来に残した手紙である。

………ふーん …ちゃっかりしてんじゃねーよ クソビッチが……!

宛名を見るやいなや、女性は怒りもあらわに手紙を強く握りつぶした。

To Be Continued…

セリフ引用:マンガMee

次回7話

フルカラーでユーモアたっぷりに描かれる「シンジュウエンド」の物語はぜひ原作漫画で!

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