シンジュウエンド

【シンジュウエンド】7話「それでも喪主は俺」ネタバレ ストーリー&登場人物│敦子の葬儀、義父の要求と親族たちの噂話

chico
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漫画「シンジュウエンド」は漫画アプリ「マンガMee」で連載のマンガMeeオジリナル作品です。

不倫、死別、晒し、イジメ、家庭崩壊など様々な理由によって死を選ぼうとしたサラリーマンと女子高生の物語で、著者はドラマ化もされた人気漫画「サレタガワのブルー」のセモトちか先生です。

この記事ではシンジュウエンド7話「それでも喪主は俺」のストーリーと登場人物を分かりやすくまとめています。

彼らを絶望させた最低の人物、最悪の出来事とは?
どん底に落ちた人生を彼らはどうやり直していくのか?

「シンジュウエンド」の物語を詳しく解き明かします!

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「シンジュウエンド」あらすじ

漫画「シンジュウエンド」表紙
出典:マンガMee

イケメンで爽やかな営業マン・遠藤真志25歳。

社内では若手のエースとして期待され、家に帰ればかわいくて優しい妻と、世界一愛らしい娘が出迎えてくれる。
仕事も家庭も順調そのもの。そんな幸せの絶頂だったある日、玄関に見知らぬ男物の靴があって…?

人生に絶望した男と、人生を諦めかけた女子高生の出会いがもたらす、“終わり”と“始まり” とは――。

『サレタガワのブルー』の著者・セモトちかが描く、読めば“死にたくなくなる”再生の物語。

マンガMee

「シンジュウエンド」7話の登場人物

出典:マンガMee

遠藤 真志(えんどう しんじ)

25歳 サラリーマン。
妻・敦子、娘・未来の3人家族。
ハーモニー光電 北町営業所に勤務。

遠藤 敦子(えんどう あつこ)

24歳 専業主婦。
夫・真志、娘・未来の3人家族。
愛称は「あっちゃん」

半年前、高校時代の恋人・三崎 コウキと同窓会で再会し、コウキが敦子を口説いたことにより不倫関係に発展する。

コウキとの心中により死亡。

三崎 コウキ(みさき こうき)

敦子の高校時代の恋人。

敦子と不倫をしていたが、敦子と心中を図り意識不明の重体に陥る。
コウキ自身も既婚者であり、W不倫であった。

三崎 舞華(みさき まいか)

夫・三崎 コウキ

「シンジュウエンド」7話のストーリー(ネタバレあり)

出典:マンガMee

シンジュウエンド7話「それでも喪主は俺」では、敦子の葬儀と火葬が執り行われます。

以下、シンジュウエンド7話のネタバレを含みます。
未読の方はご注意下さいね。

7話「それでも喪主は俺」

出典:マンガMee

葬式は滞りなく行われ、敦子の火葬が始まった。
煙突から昇る煙を複雑な思いで見上げていると、敦子の父から声を掛けられた。

…真志くん …ちょっと話せるか?

義両親は警察から敦子が死んだ理由を聞いたそうだ。

義父も娘が不倫で心中をしたなんて思いも寄らなかったと言う。

…やっぱり謝られたりするのかな…

浮気をした挙句、真志と未来を残して心中をした振舞いは、どれだけ身勝手だろうか。

娘がすまなかったと心苦しくなるのは当たり前だろう、真志はそう思っていたが…
義父から発せられたのは耳を疑うような言葉だった。

あろう事か、義父は敦子の骨と未来を引き取りたいと申し出たのだ。

義両親にとって一人娘の敦子の遺骨を傍に置いておきたいのは理解できる。
しかし、未来は真志の娘だ。

未来を譲るわけにはいかないと強く反対すると、義父は真志を諭すように勝手な言い分を押し付けた。

真志はまだ若く新しい女性と子を作れば良い。
しかし一人娘を亡くした我々にとって未来はもう二度と生まれない孫だ、と。

そこには真志が未来に抱く深い愛情など微塵も考慮されていなかった。

挙句の果てに、敦子が死んでしまったのはそもそも真志のせいなのではないかと、義父は真志を強く非難したのだ。

敦子を幸せにできなかった真志を信用する事などできない、裁判を起こしてでも未来を引き取ると言い捨て、義父は真志を残し部屋を出て行った。

『裁判…?』

義父から突き付けられた言葉に、真志はその場から動けなった。

敦子の夫として努力が足りなかったのではないか、もっと寄り添える事があったのではないか。
それらの思いは真志をずっと後悔させ続けていた。
誰に言われるまでもなく、誰よりも真志は悔やみ、やり切れない思いにさいなまれてきたのだ。

お前のせいで敦子は死んだ。
そう言い放たれた言葉は真志の心を深くえぐった。

親族たちが集まる場に戻ると、その場にいた女性たちが噂話に興じていた。

真志が居る事に気付いていないのだろう。
ヒソヒソと好き勝手にある事ない事を言い合っている。

どうして自殺したのか…
育児ノイローゼ?
真志の浮気?
モラハラ?
いい子だったのに…

敦子の死は自殺とだけ伝えてある。
自殺の理由は伏せた葬式で、憶測が憶測を呼び、真志だけが悪者扱いとなっていた。

未来の母親の悪い噂が広がるのは本意ではない。
真実ではない噂に反論はせず、ありもしない悪行を真志は甘んじて受け入れた。

真志を慮る者はおらず、敵だらけのような重苦しい雰囲気を残し葬儀は終わる。

義両親は真志に憎しみの侮蔑を向け、敦子の遺骨を強引に持ち帰った。

日も傾きかけたころ、葬儀を終えた真志は駐車場に停めた車内から母親に電話を掛けた。

今から帰ると告げる真志に、未来も元気だからマンションでひとりゆっくりしても、と促される。

…いや 未来の顔見たい 高速使って帰るから

親族中から向けられた好奇と蔑みの目で疲弊した心を、未来の顔を見て癒したい。

携帯から漏れる真志の声に気付いたのか、電話の向こうから「ぱぱ?」と聞く未来の声が聞こえた。

ビデオ通話に切り替えた画面に未来が映る。

食事中だったのか、未来はフォークを片手に口の周りはベタベタだ。

スパゲッティを食べていたらしい未来はトマトソースまみれの手でスマホやカーペットを触り、画面の向こうで母が慌てふためく。

そのやり取りが可笑しくて、真志は思わず笑ってしまった。

しかし、不意に「ままは?」と無邪気に聞く未来に真志は凍り付く。

なんて答えればいい?

何も返せなかった真志は、パパは今から帰るとだけ伝え通話を切った。

ママがいない理由に後ろめたさを感じる。
真志と未来を捨てたのは敦子の方で、自分に罪はないはずなのに…。

もし、
敦子とコウキの不倫を許していたら…
死んで償えなんて言わなければ…
そもそも不倫されないような努力をしていたら…

いや…。
悔やんでも悔やみ切れない思いを押しとどめ、前を向けと自分に言い聞かせる。

真志が車内で自問自答していると、ふと、車の窓をノックされた。

見上げると斎場の女性スタッフで、どうしても真志に会いたいという女性が来ていると言う。

スタッフの後ろに控えていた件の女性が「初めまして」と前に出る。

明るいロングの茶髪に胸元が開いたトップス、化粧もばっちりと施された見知らぬ若い女性が現れ、真志は戸惑った。

ギャルだ なんだ?

真志が挨拶を返す前に女性は自己紹介を始めた。

うちは舞華っていいます 三崎舞華

…ん?「三崎」…!?

もしや彼女は…

三崎コウキの妻です ちょっと話したいんですけど

To Be Continued…

セリフ引用:マンガMee

次回8話

フルカラーでユーモアたっぷりに描かれる「シンジュウエンド」の物語はぜひ原作漫画で!

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