NTR未満の距離感がしんどい…和風TLの複雑な三角関係

chico
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なんか最近、いわゆる寝取られ系とも少し違う、行為の見届け役みたいな距離感のTLを読むと、妙に心がざわつくんですよね。

しかも嫌いではないんです。

むしろ続きが気になって最後まで読んでしまう。
でも読み終わったあと、胸の奥がじわっと重たい。
あの感覚、たぶん普通の三角関係とも少し違うんだと思います。

特に和風・高貴・身分差のある世界観だと、その空気がさらに濃くなる気がしていて。
義務、立場、役目、そういう言葉が絡んだ瞬間に、恋愛が単純な好き嫌いじゃなくなるんですよね。

だから私は、露骨に奪い合うタイプのNTRより、こういう絶対に一線を越えきれない関係性が苦手なのかもしれません。

でも…
好きな相手がいるのに別の相手と初夜を迎えなきゃいけないとか、その行為を想い人自身が見届けるとか。
冷静に整理するとかなりしんどい構図なのに、不思議と読めてしまう。

たぶんこれ、読者側も完全な快楽だけを求めてるわけじゃないんですよ。
むしろ、感情が抑圧されてる空気に反応してる感じがある。

しかも、和装って、肌の露出が少ないぶん、視線とか指先とか距離感の情報量が異常に増えるじゃないですか。
袖を触るとか、髪に触れるとか、その程度なのに妙に色っぽい…

だから、苦手なのに、気になる。
かなり厄介です。

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嫌なのは裏切りじゃなくて、全員ちゃんと優しいところ

あと、個人的に一番効いてしまうの、多分…

誰も悪人じゃない。

これ。

普通、苦手ジャンルって「嫌な奴がいるから無理」になりやすいと思うんですけど、品がある作品って逆で、みんな相手を思いやってるから苦しい。

理性的に振る舞おうとしてる。
役目を果たそうとしてる。
好きだからこそ距離を守ろうとしてる。

でも身体だけは正直に反応してしまう。

この構図、かなり危険です。

しかも、見届ける側がただの傍観者じゃなく、恋をしてる相手に実際に触れて快楽に導く立場とかね…。

挿入はしない。
でも快楽は与える。
恋情はある。
なのに立場上、奪えない。

この「途中まで許される」が一番しんどい気がします。

読んでる側も、
いやそこまで触るならもう全部許してあげてくれ…
いやでも越えたら作品の均衡が壊れる…
みたいな妙な葛藤が始まる💭

たぶん私は、感情の整理がつかない作品が少し苦手なんだと思います。

でも逆に、その整理不能さが妙にリアルで、頭から離れなくなるんですよね。

高貴な世界観だと、羞恥が静かに深くなる

あと和風TL特有だなと思うのが、羞恥の温度が静かなところ。

現代ものだと、恥ずかしい=騒がしい、みたいな描写になることも多いんですけど、こういう高貴な世界観って、恥を「耐える」方向に描くんですよね。

声を抑える。
表情を崩さない。
役目として受け入れようとする。

でも、その内側だけ滅茶苦茶乱れてる。

このギャップが、たぶん刺さる人にはかなり深く刺さるんだと思います。

例えば、想い人に見られながら別の相手に抱かれるシチュって、快楽そのものより「見られている羞恥」が中心にある気がしていて。
しかも愛されてないわけじゃない。
むしろ全員ちゃんと情がある。

だから単純な背徳じゃなくて、慈悲と諦めと欲情が全部混ざるんですよね。
分析するとかなり特殊です。

私は正直、この空気を浴びすぎると情緒が静かに削られるので、毎回「もう読まないかも…」って思うんですけど。

数日後の深夜にまた探してるんですよね🌙
完全に負けてます。

苦手なのに、こういう夜に限って探してしまう

たぶんですけど、こういう作品って、単純に刺激だけを求めてる時には逆に読めない気がします。

ちょっと疲れてる夜とか。
感情をぐちゃぐちゃにされたい時とか。
綺麗なのに苦しい空気へ沈みたい時とか。

そういう時に妙に合う。

ただ甘やかされるだけじゃ物足りない夜って、あるんですよね。
優しいだけじゃなく、ちゃんと切なさも欲しくなる。
でも最後に誰かを嫌いになりたくない。

あの絶妙なバランスを求めてしまう。

しかも、乱れた和装とか、視線の外し方とか、言葉遣いの雅さとか、そういう細部まで整ってる作品に当たると危険です…。
静かなのに妙にえっちで、気づくと延々読んでしまう🥀

こういう、苦しいのにやめられない高貴な閨の空気に浸りたい夜、たぶんまた来るんだろうなと思います。

和風TL、閨指南、見届け役、幼なじみ拗らせ、この辺りに弱い人はたぶんこれ、危険なので気をつけてください。

↓私は結局、こういう静かな背徳感のある作品を深夜にまた開いてしまいます。
朝霧〜高貴な閨の指南役〜

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