【ガチ恋粘着獣】ドラマ最終話(10話) 原作ファンの感想&登場人物まとめ「推しも自分をも、破滅させ得るもの」

ついに最終回を迎えたドラマ「ガチ恋粘着獣」
漫画のキャラが俳優さんたちによって三次元で見られるのも最高ですし、漫画とドラマでは設定やストーリーが違っていて、そこも見どころですよね。
漫画との違いも交えながら、原作漫画が大好きな私がドラマを見た感想を語っていきたいと思います!

原作の内容にも触れているので未読の方は注意してね
「ガチ恋粘着獣」基本情報
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タイトル | ガチ恋粘着獣 ~ネット配信者の彼女になりたくて~ |
著者 | 星来 |
出版社 | コアミックス |
連載誌 | コミックタタン |
ジャンル | 恋愛 推し活 推し事 配信者 芸能 サスペンス |
「ガチ恋粘着獣 ~ネット配信者の彼女になりたくて~」あらすじ
登録者数100万人を超える人気NewTubeグループ「COSMIC(コズミック)」と彼らにガチ恋する獣たちの物語
- スバル編(1~13話/コミックス1~2巻)のあらすじ
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自分を大好きなファンが大好きなCOSMICのメンバー「スバル」。
そんなスバルにガチ恋している大学生のヒナ。
スバルに少しでも近付きたくてコメントや投げ銭をする日々のなか、とつぜんヒナへ見知らぬアカウントからDMが届く。
そのDMはなんと恋焦がれていたスバルからのメッセージだった。
- コスモ編(14~40話/コミックス3~6巻)のあらすじ
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動画以上の繋がりを求めてくるファンを以前にも増して嫌悪するようになったCOSMICのリーダー「コスモ」。
コスモファンの琴乃は、コスモの考えを理解し「配信者への恋」ではなく「健全なファン」としてコスモを応援していた。
しかし、コスモと繋がろうとするファンの存在と、幾重にも重なった偶然が琴乃の理性を揺さぶっていく…。
- ギンガ編(41話~/コミックス6巻~)のあらすじ
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COSMICのメンバーで再生数や登録者数といった数字にこだわって活動する「ギンガ」
最近の数字の伸び悩みからある日突発的に病み配信をしてしまう。
しかし、そこから少しずつ獣たちが動き出し…。
同業者のNewTuber「ミツクリ」はギンガのファンだと言い、彼氏持ちだがギンガにガチ恋してしまう「りんご」、自分をギンガの数字に使って欲しいと言う大学生の「桔梗」
ギンガと3人の獣の行く末は…?
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出典:Amebaマンガ
ガチ恋粘着獣ドラマ最終話「推しも自分をも、破滅させ得るもの」あらすじ
コズミックとヘイダルゾーンの合同ファンミーティングのステージ上で、コスモ(山下幸輝)がはるみ(天野はな)にナイフで切りつけられた!コスモが襲われた姿を目の当たりにした刹那、琴乃(石井杏奈)は、我を忘れてステージに向かって駆け出し…。イベントは、衝撃的な事件によって幕を下ろすことに。
ファンミーティングでのコスモ襲撃事件から数週間後、コズミックの3人は今後の活動について話し合っていた。コスモは「コズミックを続けていくかどうか、まずはそれぞれが抱えている問題を自分で解決しよう」と提案。ギンガは同意するが、スバルはコズミックが解散してしまう可能性があることに、動揺する。
琴乃のことを想い続けるコスモ、10年後のコズミックについて考えているギンガ、そして、コスモとギンガと一緒に配信者を続けたいスバルと、ますますギンガに対して偏執的になっていくミツクリ(平井亜門)…。
ガチ恋に振り回されながらも、ガチ恋によって自分自身に向き合い、それぞれが導き出した“こたえ”とは…!?“恐怖と共感のスパイラル”の果てに迎えるラストシーンをお見逃しなく!
ガチ恋粘着獣ドラマ最終話「推しも自分をも、破滅させ得るもの」登場人物
- スバル(井上想良)
- コスモ(山下幸輝)
- ギンガ(松本大輝)
- ヴィクター(小野翔平)
- ネモ(塩﨑太智)
- ミツクリ(平井亜門)
- 輝夜雛姫(香音)
- 花織琴乃(石井杏奈)
- はるみ(天野はな)
- 林檎
- 奈緒(小島藤子)
ガチ恋粘着獣ドラマ最終話「推しも自分をも、破滅させ得るもの」感想
ついに、ついに終わってしまいましたね…。
最終話を迎えてまず言いたいのは、
めちゃくちゃ最高なドラマでした!ありがとうございます。
原作読んでるのでストーリーの大筋は分かっていたけど、毎週本当に楽しみだったし、終わってしまうのがとっても寂しい。
ドラマ化と聞いた時は不安と興奮で複雑な心境だったのに、終わってみたら感謝しかないです。
ストーリーや演じ方、衣装や空間作りも含め、原作をきちんとリスペクトされてて原作大好きな私はすごく嬉しかった!
特に、愛憎入り混じったドス黒い感情を表現されるのって本当に難しかったんじゃないかなと思います。
独特な台詞回しも多い漫画なだけに(そこが愛すべきポイントなのですが)、どう感情を乗せて喋るのか、容易ではなかったのではないでしょうか。
もちろん、すべてが漫画通りでは無かったし、イメージと違ったり改変されている部分もあってちょっと残念な部分もあります。
でも、各キャラクターを落とし込んで、彼ら彼女らを存在させてもらえた事によって、漫画とは違った、ドラマとしてのガチ恋粘着獣を存分に楽しめたので私は大満足です!
引用元:ドラマ「ガチ恋粘着獣」公式Instagram
さて、前置きが長くなりましたが、最終話の感想も綴っていきますね。
ストーリーは、コスモがはるみに切り付けられたシーンから始まります。
ここでも前話に引き続き、はるみに釘付け。
「ざまあみろ」から「私の恋を消費しないでくれる?」
どれも言い方から表情まで最高だった…。
「ズルしてよかったぁ」を言われた時のコスモの表情も良きでした!
最終話にふさわしい獣の盛り上がりだったなぁと思います。
『#ガチ恋粘着獣 』
— 井上想良/inoue sora (@inoue_sora_0812) June 10, 2023
関東では今夜最終回。
関西では明日です!
スバルの、みんなのコズミック愛。
皆さま是非ご覧下さい☺️@gachikoi_drama pic.twitter.com/IMj03NpsRF
ヴィクターとスバルのシーンは意外でしたね。
ヴィクターが「いや、何で俺?」って聞いてるけど、私も何でその組み合わせ!?ってなりましたw
原作にはまったく無いシーンだったから貴重…。
漫画10巻の特典小冊子にヴィクターとスバルのコラボっていうネタがあったけど、まさかドラマでこのツーショットを見られるとは…!
(ちゃんとりんごフラペ飲んでてえらいスバル)
一人語りするスバルに素っ気なくツッコむヴィクターにほんわかした…。
ヒナからスバルに「イベントお疲れさまでした。スーツ姿かっこよかったです」っていうDMが届いたけど、ヒナはイベントに来てたのかな?
スバルが会場で見たヒナらしき人物はヒナ本人だったって事なのでしょうか。
ファンミ会場にはスタッフが撮影してるっぽいカメラもあったけど、ライブ配信してたとか?
(原作のヒナは会場にはいなかったけどライビュで見てた)
コズミックがバラバラになってしまうんじゃないかっていう不安や、‘スバル’としての未来を悲観する薫。
そしてそれを救うのがヒナの言葉っていうこの流れ尊い…。
この二人の関係性ってほんと特別ですよね。
実はスバル編が終わってからのスバヒナが大好きだったりするので、ちゃんとドラマでもここまで描いてくれて嬉しい!
引用元:ドラマ「ガチ恋粘着獣」公式Instagram
コス琴は、漫画で二人がくっ付くシーン大好きなんですが、ドラマではちょっと雰囲気違ってて、現実感あってこれはこれで良かったです!
コスモが漫画より男っぽさがあってリアルな感じで。
「琴乃さんも一緒に背負ってくれませんか?」って漫画には無いセリフが付け加えられてるところとか、おずおず出す琴乃の手をギュって握り返して微笑むところとか、コスモが琴乃を引き寄せてる感じがしてコス琴の違う側面が見れてありがたい…!
残念なのは“それでも好きです 隣に立つ資格がなくったって誰にも渡したくない!!”っていう琴乃のセリフが無かった事…!
漫画で大好きなセリフなのでドラマでも聞きたかった…。
でもドラマではコスモが琴乃を求めているっていう部分をより強調するためにこのセリフは使われなかったのかもしれないなとも思いました。
引用元:ドラマ「ガチ恋粘着獣」公式Instagram
ギンガとミツクリのシーンは、セリフはどこから来てるのかなぁと漫画を読み返してみたら、桔梗とミツクリの会話から抜粋してるっぽいですね。
ドラマで「これで終わり?」ってミツクリのセリフがあるけど…もしドラマがこのまま漫画通り続くとしたら、ギンミツってこれで終わりじゃなくて、この後も一波乱あるんですよね~。
ドラマ版ミツクリは人間臭さとか増してる感じがして、ドラマでもギンミツの続きが見たい…!
引用元:hiroki_matsumoto_official Instagram
最後のコズミックで断捨離してるところはみんな可愛くてありがたいですね!
ソファで三角座りしてるのとか、ファイル見て分かんないってしかめっ面してるスバル可愛すぎか…!?
ギンガのシャツがギンガだし、マラカス振ってるの可愛すぎるし…。
コスモがリーダーっぽくツッコんでるし仲良しコズミック癒される…。
引用元:ドラマ「ガチ恋粘着獣」公式Instagram
2話でめちゃくちゃになってたヒナの部屋はキレイになってて、逆にHZの撮影部屋はミツクリがぐちゃぐちゃにしてて…。
お家のコス琴とかレアだし、ペアコーデだし、マグカップもペアで二人でハンバーグとかめっちゃラブラブだし、いろいろ供給ありがとうございます!
「引っ越し終わるまでは待ってぇ~」ってスバルは可愛いセリフが多すぎる…。
そして、最後はもう出ないと思ってたまさかの林檎が締めましたね!
林檎は出ないのかな?と思ってたけど最後の最後で獣全員出演です。
「次は誰のガチ恋だ?」ってギンガあなたですよ!w
最後は不穏な感じでしたが、ガチ恋粘着獣らしい余韻の終わり方だったと思います。
深夜ドラマなので実質の放送時間は約23分と短めですが、毎話濃密すぎる内容で漫画を上手くまとめられてて凄いなぁと思いました。
当初はまさかギンガ編も入るとは思ってなかったし、原作大好きな私も大満足のドラマ化でした!
原作の漫画はギンガ編がまだまだ連載中ですし、これからも楽しみですね。
ドラマから入った方はぜひ原作も読んで欲しいなと思います!