小説を久々に買った話【ブログ管理人ちこの独り言】

こんにちは、当ブログ「ちこなび!」運営者のちこです。
普段は女性向けの18禁エロ漫画についての記事ばかり書いている人です。
そんな私の日常を少しだけお届けします。
新しく3冊お迎えしました

本が読みたい!
でも、読書リハビリには、手元にある本ではなく、新しい世界を見る方が読みやすいかもしれない、と本の購入を考えたお話の続き。
そんな訳でさっそく書店へ行って参りました。
本当は「スカイ・クロラ」シリーズを購入予定だったのですが、残念ながらその書店には在庫がなく、悩んだ末に3冊の文庫本を選出。
・馬鹿と嘘の弓
・罪人の選択
・白鳥とコウモリ(上)
それぞれ、森博嗣さん、貴志祐介さん、東野圭吾さんの著作で、どれも初めて読む作品です。
さあ、どれから読もうか

目の前に、読んだ事のない本が3冊ある。非常にワクワクします。
その中から、ミステリーでは一番大好きな森博嗣さんの本から読む事に決めました。
森博嗣さんの作風は、理系ミステリーと呼ばれていますが、私は理数系が大の苦手人間です。(特に数字が苦手過ぎてちょっとした暗算でさえ酷いレベル)
じゃあ、なぜ彼の本が読みやすいと感じるのか。
それこそが森博嗣さんの作家としての手腕ですよね。
私でさえもこんなに面白いと感じるんだから、理数系得意な方が読むともっと面白いと感じるのかも…!
森博嗣さんについての小話を少し

森博嗣さんについて、Wikipediaにはこんな事が載っています。
本人によれば、推理小説ではストーリーに意外性を持たせるために先のことを考えずに執筆し、だいたい5割ぐらいまで作品ができてきたところで初めて犯人を誰にするか考えるという。
本人いわく「何が真相かというのを自分も知らずに書いていれば『まさかこれはないだろう』というふうにできる」とのこと。
意味がワカラナーイ!!
もう、それって……マジの天才がするやつじゃん……!!!!!
一般人の私に向けて、泣きそうな程のクソデカパワーで殴りつけてくる天才森博嗣。
半分まで物語を書きに書いた挙句、そこから犯人決めてく、って本当にもう意味が分からな過ぎて、それでどうしてミステリ小説が成り立つのか、、、
しかも面白いし…!いや、面白くするためにこの手法なのか…
んもう、腹立たしいレベルです…!!(小者の嫉妬)
読書の途中経過

そんな訳で「馬鹿と嘘の弓」を少しだけ読み進めました。
現在14ページ、まだプロローグです。
うん、面白い。読みやすい。
やっぱり森博嗣さんの書く文章が大好きで、難しい言葉を使っているわけではないのに、言葉と言葉の組み合わせが最高にクール。
森博嗣さんって、人物像を知れば知るほど天才でしかないと、驚かされっぱなしの方ですよね…。
以下から少~しだけネタバレ的な感想
時は進み、現在152ページ、半分手前くらい。
いやぁ、驚くほどに犯人が分からない、と言うか、これって犯人が存在する他殺なの?っていう、ただ文章が面白いから続きを読んでるという事実。
私のミステリ読書スタイルは、犯人当てを楽しむ事ではないから、通常運転ではあるけれど。
一応(?)、ミステリらしく登場人物が亡くなってはいるけど、ぱっと見は事件性も無いし、いわゆるミステリとはちょっと違う進行で戸惑いつつも、遺品の写真の出所っていう別軸の謎の方が気になっている次第です。
こうやって、写真の彼は結局何者なんだろうって思わせる事が森博嗣さんの狙いなんだろうな、それに私はまんまとハマってるんだろうなぁ…!
基本素直な人間なので、物語に身を任せてドキドキしたいし、結末で脳汁出るくらい「うわあああ」とさせてくれると信じてますからね…!?
(気になりすぎて、最終ページ辺りをペラペラめくっちゃうミステリ好き界隈からガチで怒られそうな癖がある人、私以外にもいます…??)