2023.01.01 2023.12.27

【マンガMee】ボーナスコインだけで読める！完結済の超オススメまんが【テーマ#家族・夫婦】

chico

マンガMeeで漫画を読んでいると、ラストは有料コインが必要でガッカリした事ありませんか？

そこで

ラストが気になって課金するのはイヤ！

最後までボーナスコインで読みたい！

という方へ向けて、無料でもらえるボーナスコインだけで読める作品を集めてみました。

今回は、実際に私が読んだ中で

ラストまでボーナスコインで読める！
完結済み！
「家族・夫婦」がテーマ！

の作品にしぼって、本当に面白かった作品のみをご紹介します！

「離婚予定日」

タイトル	離婚予定日
著者	粕谷紀子
キーワード	ダーク　家族・結婚　ハラハラする

こちらの作品は連載開始が2001年のため、絵柄や設定が古めで最初は敬遠してしまうかもしれません。

ただ、まずは読んでほしい！とオススメできるマンガです。

序盤は絵柄など気になるかもしれませんが、読み始めるとすぐにグイグイとストーリーに引き込まれるはずです。

主人公は専業主婦の鮎川早紀（あゆかわさき）。
彼女はその生来のだらしなさから、夫・鮎川秀行（あゆかわひでゆき）に離婚を言い渡されます。

離婚の日付は、今からきっかり3年後。

その3年後の離婚予定日までに、専業主婦だった早紀が自立できるよう奮闘する物語です。

…と、タイトルだけ見たらそこで終わると思いますよね？

ところがどっこい、物語は全然思ってもみなかった方向にどんどんスピードを上げて突き進みます。

話の展開がまったく読めないし、どう転がってどう着地するのか、最後までまったく分かりません。

けれど、どんな道筋であったとしても、とにかく先が気になって仕方なくなります。
ひとつの作品の中に「○○編」という感じで大きな区切りがいくつかあり、読者をずっと飽きさせません。

タイトルから大きく逸脱していくのに、ここまで引き込ませる作者さんの力量がすごい！

そして、ストーリーもさることながら、この漫画のもう一つの大きな魅力は多彩なキャラクターです。

主人公の早紀はとにかくグータラで、お昼寝も食べる事も大好き。
家事はしたくないし、買ったものを腐らせるなんで日常茶飯事です。

けれど、人を惹きつける魅力や懐の深さを持ち、憎まれながらも愛されるキャラクターでもあります。

片や離婚を宣言した夫・秀行は、一見するとだらしない妻に振り回される可哀そうな夫。

しかし、物語を読み進めるうちに、読者の誰もが気付くことになります。

秀行は「ど」が付くほどのクズだったと…！

考え方や物言い、態度が「モラハラ夫の見本市ですか？」と聞きたくなるレベル。

たま～に良さげな行動もとるのですが、今までのモラハラ行動はまったく相殺されません。

その他にも、妻・早紀の兄夫婦、夫・秀行の同僚など登場人物はかなり多いのですが、どのキャラも主人公夫婦に負けず劣らずのアクの強さ。

「なんだこいつは！」と思うキャラも非常に多いので、途中で離脱したくなるかもしれません。

けれど、読んでいくうちにアラ不思議。
なぜかそのキャラたちをいつの間にか好きになっていたりします。

好き嫌いが分かれそうですが、ハマる人にはハマる！面白さ。

私は現在2週目を読んでいますがそれでも面白いなぁと思わせてくれる作品です。

ぜひ、マンガMeeで「離婚予定日」を全話無料で読んでみて下さい！

離婚予定日（1）（You漫画文庫） [ 粕谷紀子 ]

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「私はシャドウ」

タイトル	私はシャドウ
著者	粕谷紀子
キーワード	日常崩壊　お仕事もの　ハラハラする

こちらも先ほど紹介した「離婚予定日」と同じ粕谷紀子さんのマンガになります。

私個人の感想では、離婚予定日の方が好きなのですが、私はシャドウも面白い作品なので一緒に紹介しますね。

私はシャドウは2007年開始のマンガなので、こちらも現代の絵柄や設定に比べると古めな感じがあります。

ただ、やはり漫画としての面白さが強いので、さほど気にならなくなると思います。

ストーリーはなかなか一言では語れないのですが、主軸となっているのは主人公・芹菜（せりな）の成長物語です。

専業主婦の芹菜はおっちょこちょいでマイペース。
そして人生の全ては夫・武文（たけふみ）にささげる超夫溺愛女性です。

そのことを友人達に「誰かの陰に隠れて生きる影のような人間・シャドウ」とバカにされますが、「愛する人を支え、その人のために生きる事があたしの幸せ」とまったく気にもしません。

芹菜にとって夫の影になることは本望なのです。

しかし、夫・武文の本性を知り、武文以外の信頼に足る男性と巡り合い、そこから強く美しく変貌していきます。

最初のうちは芹菜の振る舞いに苛立ちを感じるでしょう。
店員さんに無理を言ってサンプルを多く貰って帰ろうとするし、そのせいで友達との約束に30分遅れておきながら「30分遅れただけじゃない」と言ってのけます。

その挙句に武文にはデレデレで、周囲に隠すことなく幸せオーラを出しまくる。

同姓からひんしゅくを買いまくるタイプの女性です。

また、武文の事しか見えておらず、良かれと思ってした行動が彼にとって居心地悪い状態になっている事にさえ気が付きません。

芹菜の重すぎる愛によって徐々に亀裂が入っていく夫婦関係。

武文に必死になってしがみつき、武文なしでは生きていけない芹菜。

そんな女性が、いつしか読者からも愛される女性に成長します。

その成長の過程で様々な事件が巻き起こり、いろんな人物の過去を知り、どんなラストを迎えるのか、最後まで駆け抜けてほしい作品です。

ぜひ、マンガMeeで「私はシャドウ」を全話無料で読んでみて下さい！

私はシャドウ 1【電子書籍】[ 粕谷紀子 ]

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「愛をこめて、ぼちぼち」

タイトル	愛をこめて、ぼちぼち
著者	鹿乃子かほ
キーワード	泣ける　家族・結婚　同居

こちらの作品、私は通しで2回読んだのですが、2回ともしっかりと号泣しました。

これが泣かずにいられるか。

主人公は23歳のホスト、大塚ナツキ（おおつかなつき）。

そして、ひょんなことからナツキと知り合うことになる、5歳の男の子・唯斗（ゆいと）。

母親に家に置いて行かれ、ひとりぼっちのアパートで母親を待つ唯斗。
その姿を自分と重ねたナツキは唯斗とふたりで暮らすことを決意します。

母親が戻るまでの、かりそめの親子ごっこ。

どんな出会いだったとしても、過ごした時間が短いとしても、ふたりが積み重ねた時間はどんな繋がりよりも深く、涙が止まりませんでした。